第2回Identity Conferenceに参加してきました

参加しました!幹事の水野さん、発表および参加者のみなさま、お疲れさまでした。いろいろと不安だったのですが、今は感謝感激の気持ちでいっぱいです。以下、当該イベントについてです。*1

XRI,Trust,Reputation by =natさん

XRIやOpenIDのreputationについての話。trusted data exchangeはこれからも要チェックです。

XRI
  • i-name「=nat」とi-number「canonical id」のセット
  • GCSキャラクタ(Global Context Symbols)、@や=など。詳しくはOpenID Discovery Using XRI and XRDS.(注:PDF)の2.1.1.3節(15ページ目)
  • オーソリティとパスで識別される
    • 上記xri資料によると、xri:authority/path?query#fragment の書式で識別
  • @hoge*(@fuga*nat) のように階層構造も表現できる
  • @Library*(urn:isbn:4367...) 人だけじゃなくて、図書館の本なども表現可能
  • XRDSでサービスの列挙
  • @freeXRI: の左メニューにあるToolsでいろいろできる
ORMS
  • reputation: ある主張(assertion)に関する、集計された主観的判断(belief)
  • 信憑性と非否認性
  • trusted data exchange: RPの評価付きデータ交換。reputation service。JAL<->ホテル予約で使われている。

Apache2::AuthenOpenID by Danjohさん

ApacheのモジュールでOpenIDによるACL

Attribute Exchange Sucks by ZIGOROuさん

OpenIDで属性交換するAttribute Exchangeについて。

  • sregとの共通点→属性取得
  • sregとの相違点→属性設定と属性定義
  • 主な対応OPは、myopenidとsxipper
  • schemaのURI定義が複数あって、myopenidでは動作しないものもある
  • RPが必要な属性をinput要素などに埋め込んでリクエス
  • 残念ながら、現状ではあまり使い物にならないらしいです。

ID-WSF by 伊藤さん

ID-WSFやリバティアライアンスについて勉強不足でついていくことができませんでしたorz

  • WEB Service Framework,WSP(web service provider),DSDiscovery Service,WSC(Web Service Consumer)
  • single sign on後、ユーザの情報がどこにあるか探し、別のサービスに提供できる

SAML、LibertyAllianceについて興味がわいてきました。

飲み会と感想

ちょうど去年の今頃からOpenIDアイデンティティ関連の調べ物を始め、現在たくさんの方々のブログやページを購読しています。そのネットで遠くから見ていた方々と直接会って話をし、大変感激しました。みなさんとてもwise&cleverで、沖縄から来た若輩とも仲良くしてくださる温かさもありました。これぞ情報系な飲み会!というような会話から、オフレコ?な内容まで、とても面白かったです。ZIGOROuさんには急遽居酒屋でプレゼンをしていただいたりw、特に良くしていただきました。緊張して飲み過ぎ&失礼な行為もしてしまったな・・・、と後から反省することもありますorz。それらも含めて大変勉強になりました。
今回は沖縄というアイデンティティに救われましたが、今後はどんどんアウトプットしていって「○○しました!」とか「××作りました!」と言えるようにしたいです。
最後に、参加者のみなさまへ。筆舌に尽くしがたいほど感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!

*1:間違い勘違い等あったらすみません、ご指摘していただけると幸いです。